ちょっと時間がかかっちゃったなあ。電車の中で他に読まないといけないものがあったこともあって…。
少し前の「解説」についてのたくさんのコメントありがとうございました。皆さん、解説にもいろんな思いがあるんだなと興味深く読ませていただきました。
…で、だ。また「解説」に関係する部分を。この本、「解説」に関して抜き出したい箇所がけっこうある。
「評論や解説なんかだと、前の人の考えを引いてそれに対する自分の意見を述べるということは、どうしてもあるよね。〜だけど、そのタッチによっては読んでてとっても嫌な気持ちになることがあるの。≪誰々の考えは浅い。お粗末だ。わたしの優れた意見はこうだ≫という調子の書き方に出くわした時、そうなるの。書いている当人は高揚しているんだろうけど、ただひたすら、その人が卑しく思える。本当に才能のある人が書いたんだったら、多分それでも、読んでてねじ伏せられちゃうと思うのね。天才だったらいわんやよ。だけど反対の時には救われない。ちゃんと自分の世界を持っている人の文章を、ただ裏返しただけのような薄っぺらな文章が攻撃していたりすることがある。結局はおぶさっているのに平気でしょってくれてる人の髪の家を引っ張ってるような文章」 「ははあ、キミのその発言は予防線だな」 「そうなのそうなの。自分がそんな風になってることを、ひたすら恐れるわけだけれどね。」(p.91)
…あるある、あるある(連呼)。 どっちも(嫌な気持ちになる文章に出会うことも自分がそんな風になってることを恐れることも)あるある。ここに僕が書いてるのも、読み返すと自分でも嫌になるやつがあるだろうなあ……。
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